こんにちは。さつき台動物病院の多田です。2014年に博多華丸大吉がザマンザイで優勝した際に「Youtuberになりたい」というネタを披露していました。しかし、ちょこちょこYoutubeを見ているとYoutuberとして日々の生活の糧を得ていくことは、我々が想像する以上に大変なようです。
Youtuberになるための3つ
その1:
特技、特徴、詳しい分野など、例えば「1万人いる中で、コレなら自分は1番になれる」という分野がある。
その2:
できれば毎日1本動画をアップできると良い。週2〜3本はコンスタントに上げる必要がある。
その3:
動画編集に使える時間がある
動画の時間の5倍程の時間が編集に必要なようです。
その他にも
・情報を話して伝える能力
・顔出しした方が視聴者が固定されるようなので、顔出しする勇気
・本業との両立
など色々とありそうですが、Youtube動画の収益化にはコツがあるようでそれらを日々勉強し実践する努力や、Youtube収益化のルールが定期的に変更されるようなので、変更に適応するための努力もさらに必要なようです。
しかも、テーマが無いと他の動画との差別化が難しいため、「その1」は必須なのですが、得意分野をテーマに動画を作成するということは、どんなに頑張っても2年ほど(本数でいうと300本ほど)で「ネタ切れ」または視聴者が慣れてきてしまって飽きられたりと、「継続は力なり」というより「力無きものに継続は不可能」状態という過酷な現実が待っているようです。
さらに、この前Youtubeを流しっぱなしにしていたら勝手に流れていた「2018年にとある有名企業の社長が行ったセミナー」で、その社長が自分がいかに社員を大切にして、ブラックといわれる業界内でホワイトな環境を作っているかという話と「◯年後に売上△円!」という目標を掲げていたので、2022年にその会社がどうなったのかを調べてみたら、「会社の売上は創業依頼初めてマイナス&社長は社員にセクハラLINEをして退任」という結果になっておりました。今では黒歴史となったセミナー動画を勝手に流してくるあたりはYoutubeの腹黒さを感じさせます。
子どもがなりたいランキングでYoutuberが1位になったそうですが、
「まず何かの分野で1番にならないと、Youtuberの土俵にも乗れないぞ!」
「喋りが上手くないとなれないぞ!」
「動画編集できないとなれない=スマホばっかり触ってたらパソコン使えないのでダメだぞ!」
「ということはスマホでYoutubeみててもYoutuberには絶対なれないぞ、
野球中継観てもプロ野球選手になれないだろ!」
「顔と名前を世界中に公開してしゃべるということは、将来とんでもないマイナスになるかもしれないぞ!」
ということを学校の授業でしっかり教えてほしいと思う、今日このごろです。
ちなみに、この分野のYoutubeならネタ切れにならないし、視聴者も離れなそうだ!と思うもの3選です。
①美少女による、新車レビュー(結構あるのですが、とんでもない事やってる人がいます)
②イケメンによる、今晩のおかずを美味しく作る方法(モコズキッチンですね)
③賢そうなおじさんが、歴史上の人物の生涯をハイテンションで解説する(予備校の人気教師的な感じ)
ただ、この3つのジャンルは過当競争になっております。
ちなみに私のお気に入りは「ナスDの大冒険」と「ロシア人がシベリアや北方領土の山を登る動画」です。
自分ができない事を代わりにやってくれる動画が好きです。
「シベリアの荒野を美男子と美少女でハイテンションで旅する。野宿場所での料理風景を丁寧に映して、
新車と歴史上の人物の話をしながら食べる」という動画を毎日1本上げられれば、Youtuberになれそうです。