錦鯉がハネる

 こんにちは。さつき台動物病院の院長 多田です。師走です。今年はホンダエンジンでF1ワールドチャンピオンが誕生し(※1)、ヤクルトスワローズが日本一になり(※2)、そして昨日のM-1グランプリで1年間応援していた錦鯉が優勝しました。こんなに思い通りになる一年(ヤクルトは全く期待してなかったけど)も珍しいものです。

(※1)マックス・フェルスタッペンのワールドチャンピオンは、レース終盤のセーフティーカー導入に伴う棚ボタ勝利で、2位のルイス・ハミルトンが気の毒だという意見があるが、車の性能は今年もレッドブル<メルセデスであったので、その点を考慮してフェルスタッペンを認めてあげようと思います。メルセデス+ハミルトンは強すぎますからね。ただ、今年のこの出来事で来年からハミルトンがまたやる気を出して、5連覇位しちゃうような気がします。

(※2)オリックス・バファローズを倒しても日本一感がいまいち少ない。やっぱり日本シリーズの対戦相手はSBであるべきだと思います。(パ・リーグで行われる1シーズンの全試合は、SB優勝に奉納される儀式と考えています。)

 

 さて、錦鯉の長谷川まさのりさんですが、私とはほぼ入れ替わる形で北海道から東京へ出てきています。東京での仕事は牛丼の松屋で働いていたそうなのですが、その松屋とは私のファースト松屋であり、多田三大松屋(立川北口、国立、武蔵小杉)の一つである立川駅北口のあの松屋なのです。そして北海道贔屓である私は、私のファースト松屋のナイトコンダクターであり道産子であるまさのりさんを知り、「このコンビは応援するしかない!」と去年のM-1以来、この錦鯉というコンビを娘と二人で応援してまいりました。さすがにまさのりさんは50歳のためM-1で優勝して忙しくなると、過労死してしまう心配がありましたので優勝は希望はしていませんでした。昨日のM-1は今年も決勝に進んだ時点で実力を証明できてよかったなと感じながらみておりましたが、なんと優勝してしまいました。

 

 最終決戦のネタのオチが「ライフイズビューティフル!」だったのですが(youtubeでネタがみられます)、これってどういう意味で最後に持ってきたのか、ネタとのつながりも無くナゾだったんですよね。ただ、今年1年間「50歳まで売れなかった苦労人」ポジションだったまさのりさんが生まれてからM-1の最終決戦の最後のオチを言うまでの50年間を総括した言葉と考えると(そのあとに優勝しちゃうけど)なかなか深いオチだな、と思わせられます。つまり、今までの売れない期間があり、売れない苦労人として世に出られた、そして2回目のM-1の最終決戦の最後のオチまでの人生すべてがネタであり、そこまでの人生のオチだと思うと感慨深いものがあります。

 

 よくよく考えると、昨年のネタ「CRまさのり」はリーチしても絶対あたらないパチンコ台の話でしたが、昨年のリーチは本物で今年は見事なフィーバーでしたね。

 

 それにしてもソニーのスキンヘッドは当たりが多い。。。