母校の後輩よ、、、

こんにちは

川崎市麻生区 さつき台動物病院

院長の多田です。

 

 昨日3月13日は、獣医師国家試験の結果発表でした。私の母校の合格率が大変なことになっております。母校の名誉のために言わせてもらうと昨年は全国トップの合格率(100%)でした。昨年の全員合格した先輩方をみて今年の学生さん達は安心して勉強しなかったのでしょう。

 

 獣医学部は6年通わなくてはなりません。大学受験で難関をくぐり抜けて入学し、6年間通っても最後に国家試験に受からなければ、なんのために大学入ったのかわかりません。来年は頑張って全員合格してもらいたいものです。

 

 数々の試験を受けてきましたが、獣医師国家試験がダントツで「もう二度と受けたくない試験」です。決して難しいわけではありません。とにかく精神的に辛いのです。国家試験の勉強期間はわずか2か月足らずですが、人生の辛かったエピソードが満載です。しかも、試験が終わったから解放されるかというとそうではなくて今度は試験~結果発表までの約2週間、「国家試験に落ちていたらお終いだ」と感じながら生活しなくてはなりません。

 

 そして、めでたく合格しても4月から動物病院に勤務して先輩獣医師にしごかれる、そんな別の試練が待ち受けていて、どちらに転んでもハッピーエンドは待っていないのでした、、、。

 

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