こんばんは さつき台動物病院の院長 多田です。
今日のお昼に花壇の自動水やりシステムを構築していたところ、
ふと振り返るとつい5分前まで車が通っていなかった道路を車が
走っていました。
アオリ運転や高速道路逆走などが問題となる昨今、ついに未完成の道路を爆走する車が平和な麻生区にも出現したか、、、と思った矢先。
バンバン車が来るではないですか。
どうやらついに車線が変更されたようです。
麻生区はやはり平和です。安心しました。
しかし、新百合ヶ丘方面からはどうやって病院に入るのでしょう?
工事のおじさんに聞いてみたところ、そのおじさんは非常に怖いおじさんAでして、「おい、ちょっと説明しろ!」と別のおじさんBを呼びつけ、気の弱そうな真っ黒に日焼けしたおじさんBが説明してくれました
どうやら「自転車のあさひ」の目の前でUターンして入るようにとのことです。
おじさんBは丁寧でとても優しいおじさんでした。
おじさんには怖いおじさんと優しいおじさんがいて、
私は優しいおじさんが好きだ(変な意味ではなく)ということを
再確認した1日でした。
そして私もいつかおじさんになるのであれば、優しいおじさんになりたいと思った一日でもありました。
さて、ここから先はこの話に出てくた第三のおじさんCの話です。
おじさんCはおじさんBの話を聞きながらこう思いました。
「もうちょっと三角コーンの置き方を工夫すれば、病院に入りやすくなるのではないだろうか」
「Uターンしようとしたら、後続車が詰まるのではないか」
「そもそももっと工事が進んでから開通すべきではないのか」
「Uターンが必要な旨を看板にすべきではないのか」
「事前に知らされていた工事計画とは若干異なるではないか」
おじさんCは理屈っぽく、非合理的であることを非常に嫌う性格でした。
すべての点と点が繋がり線にならなくては気が済まないそんなおじさんCです。
しかし、そんなおじさんCの頭の中に浮かんだ様々な疑問は、おじさんBの優しそうな笑顔によって全て吹き飛んでしまったのでした。
おじさんCはその後、自動水やりシステムの試運転で水圧を上げすぎてホースが弾け、びしょ濡れになりながら動物病院の中へと戻って行ったのでした。